地域包括ケア病棟について(一時的入院のご案内)

入院治療後、安定した患者様に在宅(自宅や介護施設)への復帰に向けた「在宅復帰支援のための病棟」です。
在宅復帰を円滑に行うため『在宅復帰支援計画』に基づき、主治医・看護師・リハビリスタッフ・在宅復帰支援担当者が協力して、患者様のリハビリ・在宅復帰支援を行います。
症状によっては主治医の判断で急性期病棟へ移って頂くことがあります。

入院が適している患者さまは?

@急性期治療を経過した患者さまの受け入れ

  • ・急性期の入院診療(肺炎・骨折・手術)終了後も退院を目指したリハビリが必要な方

A在宅で療養を行っている患者さまの受け入れ (透析患者さまも受け入れできます)

  • ・自宅や施設で療養中に肺炎や発熱、ケガなどを発症して、重症度の観点から急性期病棟よりもリハビリやケアを重視した入院加療が望ましい方
  • ・自宅や施設で療養中の患者さんで誤嚥予防や日常生活動作(ADL)向上のためのリハビリが必要な方

B(一時的)レスパイト入院

  • ・介護を担われているご家族が、病気、入院、出産、冠婚葬祭、旅行などで在宅介護が困難になる場合にご家族を支援、在宅医療を支えるため、(一時的)レスパイト入院の受け入れを行っています。

入院費について

当院では「地域包括ケア病棟入院料2」を算定しています。入院費は定額で、リハビリ・投薬料・注射料・処置料・検査料・入院基本料・画像診断料等のほとんどの費用が含まれています。
医療保険1割負担の方の場合、1日当りの入院費用は

  • 3,300円 (当初14日間)
  • 3,000円 (15日目以降)

程度を目安にして下さい。
(食事代1,380円/日が別途必要です。また、特殊な検査や高度な治療等が必要な場合は、入院費用が増えることがあります)

入院に関する留意点

一般的な血液検査・レントゲン検査・投薬治療は可能ですが、病状の変化により病棟主治医が集中的な治療が必要と判断した際や、病室の空き状況によっては急性期病棟へ転棟(変更) していただく場合があります。

入院期間

地域包括ケア病棟への入院期間は最長で60日間です。一旦退院後に3ヵ月以内に再入院された場合、前回の入院が入院期間にカウントされますので、ご注意下さい。

お問い合わせ先

西の京病院 患者支援センター

0742-35-2219(直通)

(受付時間 
平日 8:30〜17:00  土 8:30〜12:30)