業務紹介 血管外科業務

2021年5月より、臨床工学科の新しい業務内容として血管外科業務が加わりました。業務内容は大きく分けて、手術業務と外来業務があります。

手術室業務

手術の助手

手洗いガウンテクニックを行い清潔になった状態で手術に臨みます。医師の執刀のサポートとして不潔にならないように、医療用小物や治療に使うデバイスを渡しています。

医療機器の点検

手術室の麻酔器、シリンジポンプおよびベッドサイドモニタの他に、血管内焼灼術で使用するレーザー(ELVeSTMLaser1470nm)やラジオ波(ClosureFASTTM)と呼ばれる機械があります。安全に使用できるように点検を行い、また不具合発生時には対応を行っています。

物品の管理

手術で使用するシリンジやガーゼなどといった医療用物品だけでなく、レーザーやラジオ波などのデバイス、塞栓術で使用されるセット化されたキットなども定数管理しています。

手術の準備

手術当日までに必要な物品を術式ごとに用意しています。また手術開始までに環境整備を行い、手術台や機器のセッティング、使用する医療用小物やデバイスの用意などといった器械だしを行っています。

外来業務

外来業務では今井先生を始め、血管外科の外来看護師及びクラークと協力して診察のサポートを行っています。
診察中に弾性ストッキングの処方が出た場合は、患者様の下肢のサイズや状態に合わせたストッキングの処方を行っています。