検査から治療へ

西の京病院では、最新鋭の内視鏡を使って検査をするだけでなく、治療を行うことも可能です。処置具を使ってポリープを切除したり、従来は開腹が必要だった手術が、内視鏡を使うことで体にダメージを与えない様々な手術が可能となっています。検査結果を受け、治療が必要となった方は担当医とじっくり相談して治療へとお進みください。
また、当院では2016年8月より特に専門性を有する大腸ESDの施設基準を満たしました。

代表的疾患と検査治療

臓器	対象疾患	検査・治療の内容
食 道	食道がん	拡大観察、内視鏡的粘膜下層剥離術（ESD）
	食道静脈瘤	内視鏡的静脈瘤硬化療法（EIS）、結紮術（EVL）
	食道異物 （義歯、薬の包装紙など）	内視鏡的異物除去術
胃 ・ 十二指腸	胃がん	拡大視察、超音波内視鏡（EUS）、 内視鏡的粘膜切除術（EMR） 内視鏡的粘膜下層剥離術（ESD） 抗がん剤治療
	胃・十二指腸潰瘍の出血	内視鏡的止血術
大 腸	大腸ポリープ・がん	拡大観察、超音波内視鏡（EUS）、 内視鏡的粘膜切除術（EMR） 内視鏡的粘膜下層剥離術（ESD） 抗がん剤治療
	炎症性腸疾患 （潰瘍性大腸炎、クローン病）	内視鏡診断、薬物治療、白血球除去療法
	大腸憩室などの出血	内視鏡的止血術
肝 臓	ウィルス性肝炎 （B型） （C型）	抗ウイルス療法 （核酸アナログ、インターフェロンフリー療法）
	非アルコール性脂肪肝	肝生検、栄養指導
胆 道 ・ 膵 臓	胆管炎	内視鏡的胆道ドレナージ（ENBD、ERBD） 内視鏡的十二指腸乳頭切開術（EST）、結石除去術
	胆道悪性狭窄	内視鏡的および経皮経肝的胆道ステント留置術
	胆道がん・膵臓がん	抗がん剤治療

消化器内科